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鏡川は、土佐山村の細藪山(593m)に源を発し、途中、鏡村を抜けて浦戸湾から太平洋へと 流れ出る流路約31.1キロメートルの河川です。
※源流は897メートルの高尻木山とも言われて います。
最も有名な話では、「龍馬も泳いだ鏡川」として伝えられている事です。
鏡川下流に写る雲とビル
また、当初「潮江川」と 言う名であったのが、「我が影を映すこと鏡の如し」
ということから土佐藩 藩主 山内豊房が、 清流を褒め 「鏡川」と名前を変えたことも伝えられています。
「柳原沈下橋」(武吉孝夫さん写真集「昭和51年を歩く」より引用)
坂本龍馬は鏡川下流域、現、高知市上町 一丁目で生まれ育ったということで知られています。
龍馬は、剣術の稽古のあと鏡川で泳ぎ汗を流したとも伝えられていますが、私も昔からそのすぐ近くに住んでいますが、
小さい頃よく汗を流す為に鏡川を利用していました。
また、その頃まで存在していたそのすぐ近くの沈下橋が懐かしく思います。
沈下橋は、 昭和二年に竣工されており、そのすぐ下流に架けられた現、柳原橋竣工後撤去されています。
柳原橋
取り壊されたのが丁度私が小さい頃で、
戦時中、この沈下橋を渡り筆山方向へ逃げた人も 多かったということも聞かされていたので、
無くなった橋に子ども心に寂しさを感じたことが 思い出されます。
今では、沈下橋というと四万十川の代名詞ですが、
なんと鏡川に架かっていたこの沈下橋が国内初の沈下橋とも言われていることを、高知の人でもご存知の方は少ないと思います。
かわいそうなことに、四万十川の沈下橋のような立派な名前は付けられておらず、ただ単に沈下橋と呼ばれていました。
とはいえ、今は無い橋なのですが、それだけ昔は鏡川が風情豊かだったということです。
鏡川 シジミ取り 平成30年の様子
そのころのことですが、10円か20円ぐらいだったでしょうか、針と糸とウキにウキゴム、
そしてかみつぶしおもりの入った釣具のセットだけをポケットに入れ、
途中、ミミズのいそうなところでえさの確保をして川に行き、河原にあった竿になりそうな小さい竹のような物を使って
安上がりの釣りを楽しんだことです。
シジミ貝を取ったりすることもできましたし、下流域でも、十分きれいだったように思います。
新月橋
残念ながら今下流域ではその風情は無くなりましたが、
なんといっても鏡川の水は今でも高知市とその周辺の水道水として活用されているのは確かですし、
今の下流域でも、新月橋周辺には、 鮎の産卵場所があります。
追伸、鏡川の下流、天神橋と柳原橋の間で、数年あまり獲れてなかったシジミが又獲れだしたようです。
古い情報もあると思いますので、高知県のどのキャンプ場に行くか決める際の 参考程度にしてもらって、行くキャンプ場が決まれば実際現地に連絡を取るなどして、現在の状況を確認してから出かけるようにしてください。
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