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四万十川は、四国カルストの東南に位置する標高1336メートル不入山(いらずやま)1200メートル地点に源を発し、
四国最長196キロメートルの距離を、途中、梼原川をはじめとする大小合わせて300を超えるさまざまの支流を集め、
大きく蛇行をくり返しながら、 ゆっくりと四万十市下田より太平洋に注ぐ全国に誇る大河です。
今では、「日本最後の清流」として全国にも名が知られ、
時にはロケーション地としてわざわざ 遠くから有名人も訪れる四万十川ですが、
「日本最後の清流」というあまりにも大きな キャッチフレーズのためか、水質についてなど、この地を訪れた人からさまざまな 見解もあります。
ですがこの川の魅力に魅せられ、長い時間をかけて訪れる人、はたまたこの地に移住して 来る人の思うところもそうだと思いますが、
総じて言うこの川の魅力とすれば、ゆったりと 穿入蛇行しながら流れる風景が、どこか大陸的な感じというか情緒豊かで、
しかもそれが 一箇所ではなく、ところどころに違った風情をかもし出しているところではないでしょうか。
その背景には、それぞれの場所に似合った沈下橋があります。
あまりにもマッチされた その姿には、俗界を離れた別天地をも思わせるほどです。
また、「沈下橋」、「四万十」 という言葉も適合しすぎるほどで、故郷を懐かしく思う気持ちになれます。
四万十川の特色としては、平均河床勾配が0.61%ということから非常に緩やかな流れのため、 ダムを建設するのが難しく、
「ダムの無い川」としても知られています。 (※支流梼原川には津賀ダムが、本流窪川町家地川地区には、河川法で規定されていない 高さ8メートルの佐賀取水堰があります)
結果清流が守られている四万十川ですが、その緩やかな流れは、生活排水などの汚れ による濁りには弱い性質で、
特に、梼原川合流点から河口までの河床勾配は0.12%と 大変低い値を示しており、ほとんど平の状態です。
ですが流域人口の割合が、吉野川、 仁淀川などと比較して少ないのも特徴です。
また気候としては、日本有数の多雨地域の影響で、豊富な水量を生み出している四万十川 ですが、キャンパーにとっては晴天が少ないのは玉にキズでしょうか。
ところで、四万十川の魅力をあげるときりがないのですが、川で生計をたてている川漁師 が現存する数少ない川で、年々減ってきたとは言え、あゆ漁獲量、藻類収穫量は
全国第一位です。
主な漁業対象魚種はあゆ、うなぎ、手長えび、つがに、すじあおのりなどで、そのほか150種 を超える魚が生息しており、日本一魚種の多い川としても知られています。
実はその生息 する魚種の多さが「日本最後の清流」と言われる由縁です。
伝統漁法では、アユの火振り漁、ゴリのガラ曳き漁、ウナギ、エビの柴づけ漁など多くの伝統的漁法があります。
古い情報もあると思いますので、高知県のどのキャンプ場に行くか決める際の 参考程度にしてもらって、行くキャンプ場が決まれば実際現地に連絡を取るなどして、現在の状況を確認してから出かけるようにしてください。
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